長門郷土文化研究会による今年度の秋の文化講演会が11月14日、長門市物産観光センター会議室で行われ、会員ら約30人が長門市で発掘された遺跡や出土品などについて認識を深めました。 講師には、山口県埋蔵文化センターの西岡義貴次長が招かれ、「土の中から見えてくる ふるさと長門の歴史」という演題で講演しました。講演では、これまでに発掘調査された長門市内の主な遺跡8ヵ所について、スライドで表示しながら解説が行われ、特に萩焼長門深川古窯遺跡群の発掘調査については、その成り立ちや発掘調査の概要、それによって明らかになった遺構や遺跡についてくわしく説明がありました。 主催した長門郷土文化研究会では、今後もこのような講演会を続けていきたい、とのことでした。