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滝坂神楽舞

ページID:0010896 更新日:2015年11月2日更新 印刷ページ表示
老翁の面をして舞う所均(ところならし)

老翁の面をして舞う所均(ところならし)
扇子で米をすくってまく撒米(さんまい)
地域の子どもが綱の舞を披露
手力男(たぢからお)では鬼の面、カツラをつける
火の舞のようす
 11月2日(月)、三隅黄幡社の例祭で「滝坂神楽舞」が奉納されました。 文化庁から「記録作成等の措置を講ずべき民俗文化財」、山口県から無形民俗文化財に指定されているこの神楽舞は、1764年(明和1年)ごろに、3年間続いた大飢饉と牛馬の疫病から免れようと厄払い祈願の神楽を奉納したことが始まりとされています。 約2m四方のむしろの上で行われる舞は、訪れた地域住民ら約80人を前に、今年も足均(あしならし)から始まりました。20時から翌3日の1時まで、舞人は刀や弓矢などを持ってさまざまな面をかぶり、太鼓や笛、かねの音にあわせて20の演目を披露しました。 滝坂神楽舞保存会の横田新吾会長は「昔から続く舞を受け継ぎ、今後も地域と一緒に伝統を守っていくことが大切です。後継者の指導にも、手を抜くことなく取り組んでいきます」と話しました。 滝坂神楽舞は、平成28年2月7日(日)にルネッサながとで開催される、第2回やまぐち伝統芸能まつりでも公演が予定されているとのことです。