長門市油谷地区の農村女性が、能力を発揮し地域農産物を活用した加工品販売事業を通じて地域や消費者と交流を行い、お互いに理解を深めながら豊かでうるおいのあるふるさとづくりを目指し、10月1日(木)、加工グループ「ひとまる工房」を設立しました。 ja長門大津油谷支所で開かれた設立総会には、会員となる住民約20人が出席。発起人となった西村稔子さんは設立の趣旨について説明し、「私たちのパワーと技を活かして、地域の活性化につなげていきたい」と話しました。 来賓として出席した、山口県長門農林事務所の島村真吾農業部長は、「仲間を集めて活動することはとても大切です。女性パワーを活かした取り組みが全国で広がっていますが、たのしく、話し合いを重ねながら進めていただき、事務所としてもサポートして行きたいと思います」とあいさつしました。 その後、設立のための規約や役員、活動方針や予算について審議、それぞれ議決され、西村さんが代表に就任し「ひとまる工房」が設立されました。同グループでは、地域のまつりやイベントに農産物などの加工品を販売していくこととしています。 総会終了後、食品衛生についての研修会も行われたということです。