9月24日(木)、市内5ヵ所の特別養護老人ホームに、長門大津くじら食文化を継承する会が鯨肉を提供しました。 このうち、東深川の恵光苑では提供にあたってのイベントが催され、はじめに上田俊成会長が「今ではなかなか食べられない鯨肉を、昔を思い出しながら味わってください」とあいさつしました。その後、通鯨唄保存会による鯨唄「祝え目出度」「朝のめざめ」が披露されました。 提供された鯨肉は、北西太平洋の調査捕鯨によって捕られたイワシクジラの赤肉で、昼食では、鯨肉を揚げてソースを絡め、パン粉をまぶした料理「アングレース」として振る舞われました。 この日は、三隅の明和苑、深川湯本の吉祥苑、日置のへき楽園、油谷の養寿苑を合わせ、5ヵ所の入所者およびデイサービス利用者、職員などに対して計809人分36kgの鯨肉が提供されたとのことです。