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秋の収穫祭&シンポジウム

ページID:0010838 更新日:2015年9月23日更新 印刷ページ表示
「日本一美しい油谷の棚田創生と若者による農業の未来」と題されたシンポジウム

「日本一美しい油谷の棚田創生と若者による農業の未来」と題されたシンポジウム
鼓波会による和太鼓演奏が会場を盛り上げる
山口県立大学企画デザイン研究室による「モンペッコ」のプレゼンテーション
「おんなたちの古民家」松浦代表は出店中のイベント会場からビデオ参加
ロビーでは「モンペッコ」の展示販売などが行われた
 9月23日(水)、ラポールゆやで「秋の収穫祭&シンポジウム2015」が行われました。このシンポジウムは、午前中に行われた自然栽培米の刈り取り式に引き続いて開催されたもので、約150人が参加しました。 オープニングでは、山口県立大学の江里健輔理事長が「農業は厳しく辛いといったイメージが先行して、若者が離れている現状にあります。今後の活動を通して、農業は楽しく愉快なものなんだと発信していきましょう」とあいさつしました。 その後、鼓波会による和太鼓演奏、山口県立大学企画デザイン研究室による農作業着「モンペッコ」のプレゼンテーションなどが行われ、「日本一美しい油谷の棚田創生と若者による農業の未来vol.2」と題されたシンポジウムが始まりました。山口県立大学国際文化学部の水谷由美子学部長がモデレーターを務め、安倍晋三内閣総理大臣夫人の安倍昭恵さん、大西市長、東後畑の三村建治自治会長、一般社団法人「おんなたちの古民家」の松浦奈津子代表の4人がパネラーとして参加しました。 はじめに無肥料・無農薬の自然栽培米づくりにおける環境整備や人手不足などの課題があげられ、雑草のひえを取るために実施した「ひえとりイベント」、阿東地区の自然栽培米からお菓子を開発し6次産業化を図った取り組みなどが発表されました。ただ農業をするだけでなく「楽しさ」をプラスする、向津具半島を自然栽培の基地として発信する、農業と漁業、絶景を組み合わせたイベントの企画など、今後の農業振興に向けて多数のアイデアも提案されました。 ロビーでは「モンペッコ」の展示販売、今年7月のアグリアート・フェスティバル中で行われた「農ガールコレクション」の映像などが披露され、多くの来場者でにぎわっていました。