6月17日(水)、長門大津農業協同組合俵山支所で、第17回「長門ゆずきちの会」総会が行われました。 この団体は、山口県オリジナル果樹の「長門ゆずきち」の栽培に取り組んでいる、俵山地区を中心とした生産者グループです。平成10年に結成され、現在は40人の会員で生産を行い、防府、周南を中心に県内市場などに出荷を行っています。 総会では、はじめに坂倉誠治会長が「平成26年度は、前年を上回るほどの収穫があったが、一方で果実が残り、処分に苦労しました。一番の特徴としては、ながと物産合同会社への出荷が始まったことです」と話しました。その後、宮本孟さんが議長を務め、事業報告や収支決算、次年度の事業計画などについて審議を行い、いずれも可決されました。 総会後には、大津緑洋高校日置校舎の生徒5人によるプロジェクト発表が行われました。「ゆずきちの華を咲かせましょう」と題し、昨年10月に同校の生徒が企画した収穫体験ツアーを通し、ゆずきちの加工食品や俵山のpr方法などについて研究してきた成果が披露されました。 最後に行われた意見交換では、ながと物産合同会社の山本桂司執行責任者が事業提案などを行い、出席者と議論を交わしました。