5月24日(日)、川尻漁港一帯で防災訓練が行われました。 これは、大雨洪水警報が発表され、川尻地区に避難勧告が発令されたことを想定して行われたもので、地区住民約140人、市・消防等関係者約100人が参加しました。 避難勧告発令後、告知放送や広報車から情報を得た住民は、川尻漁村センターに避難しました。海上では、救助部隊の投入や海中転落者救出訓練が実施され、その後、傷病者の傷病の緊急性や重症度に応じて治療の優先順位を決定するトリアージ、倒壊家屋からの救助や防災ヘリ搬送と訓練が続きました。最後に、炊き出し訓練が行われ、陸上自衛隊第17普通科連隊と住民の手で作られたカレーライスが参加者に配られました。 閉会式では、大西市長が「今日はたくさんの方が参加され、素晴らしい訓練ができました。実際の現場では、全員が自分の足で避難できるとは限らず、誰がどの人を連れて避難するかということも大事です。この訓練を契機として、いつどこで起こるか分からない災害に備えていきましょう」と話しました。