長門大津地地域とクジラの深い歴史を大切に守り、健全なクジラ食文化の啓蒙活動を推進することで、地元経済や観光産業の発展に寄与することを目的に設立された長門大津くじら食文化を継承する会の総会が5月16日(土)、市内の旅館で行われました。 総会では、昨年度「鯨グッズ展 in 長門」を開催したり、「食のワークショップ」「お魚まつり」などのイベントや、特別養護老人ホーム、保育園などにクジラ肉を提供、クジラ食文化の普及に取り組んだことが報告されました。また交流事業として、隣接する下関市で開催されたシンポジウムやiwc(国際捕鯨委員会)報告会に参加したり、調査捕鯨船の出発式に参加するなどの活動も報告され、承認されました。 27年度についても市内施設等へのクジラ肉の提供や下関市との交流事業を引き続き行っていくことが確認されました。 総会終了後、日本捕鯨委員会の山村和夫会長により、「国際司法裁判所の判決と今後の調査捕鯨」という演題での講演が行われ、参加者は熱心に耳を傾けていました。