1月30日(金)、山口県漁業協同組合黄波戸支店で「アワビ放流種苗出荷式」が行われました。 長門市では、ながと成長戦略推進事業の一環として漁業者の所得向上を図るため、アワビ種苗中間育成施設において育成した種苗を藻場保全等の活動に取り組む漁業者に無償で配布することとしています。 この日行われた出荷式には、これまで海士組合でアワビ種苗の放流事業等の栽培漁業を行っている市内の山口県漁業協同組合8支店の組合員が集まりました。式では、大西市長が「すばらしい育成術で育った種苗をお渡しできる。水産研究センターや大津緑洋高校水産校舎と共同で研究を重ね、来年再来年と続けていき、漁家の所得向上につなげていきたい」とあいさつをしました。体長30mmを超え、出荷できる大きさとなったアワビの種苗は、大西市長から8支店に約40,000個が配布されました。 なお、配布された種苗は、各支店に持ち帰られ、それぞれ放流されるということです。