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3市合同で防災図上訓練

ページID:0010531 更新日:2015年1月16日更新 印刷ページ表示
現場で職員に指示する大西市長

現場で職員に指示する大西市長
災害対策本部会議のようす
陸上自衛隊も訓練に参加
下関市長に支援のお礼の電話をする
今回の参加者は全部で125人
 前線の停滞による豪雨災害を想定して、1月16日(金)、平成26年度長門市・下関市・美祢市合同防災図上訓練が行われました。長門市では、ルネッサながとの体育館を会場とし、市職員をはじめ県、消防や警察、海上保安部や陸上自衛隊などが加わり、全部で125人が訓練に参加しました。また今回初めて美祢市も訓練に参加しました。 訓練を前に大西市長は、「いかにいろんな機関と連携し、情報をいかに共有し、一緒に手を打って行けるかが重要です。訓練とは言いながら、さまざまな想定をしながらしっかり取り組んでほしいと思います。図上だけでなく連携がとれ、実効があるよう、今日の訓練が活かされるようにお願いします」とあいさつしました。 訓練は、1月16日、西日本では雨雲が活発化。大雨洪水警報が出される中、長門市内では150mmの総雨量を超え、さらに豪雨となることが懸念される想定で始まりました。 降水により、市内の道路が寸断される状況となり、市は災害対策本部を設置。大西市長を本部長とし、本部会議が開かれました。会議では状況報告と今後の対応方針などが話し合われました。 俵山や大ケ迫トンネルの長門市側で土砂崩れが発生したとの想定で、下関市・美祢市にそれぞれ救援要請が行われました。また、油谷津黄地区で大規模な地滑りが発生し、10軒の家が土砂に押しつぶされたという連絡が本部に入り、陸上自衛隊へ災害派遣要請が行われました。 市内各所では避難所が開設されたり、水や食料の配送が必要なところへの手配が行われました。下関市、美祢市からそれぞれ救援活動の状況が報告されると、大西市長は市長に対してお礼の電話連絡を行いました。 そして、訓練開始から2時間後、第2回の災害対策本部会議が開かれ、気象状況やこれまでの被災状況、それに対する対応状況が確認されました。 訓練終了後、大西市長は講評の中で、「普段は想定していてもなかなかその通りにできないものです。いつどこで発生するかわからない災害について、関係機関が連携を密にして、情報を出し合い、今回の訓練を検証して実際の業務に活かしてほしいと思います」と話しました。