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通鯨回向

ページID:0009368 更新日:2012年4月26日更新 印刷ページ表示
向岸寺住職による法要

向岸寺住職による法要
法要の前にあいさつをする大西市長
合掌の形で手をすり合わせながら歌う鯨唄
手を合わせ鯨を弔う参列者
鯨回向が行われた向岸寺
 4月26日(木)、通の向岸寺で鯨回向(くじらえこう)が行われました。この鯨回向は捕獲した鯨の霊を慰めるため、延宝7年に向岸寺五世の讃誉上人(さんよしょうにん)が行って以来の伝統行事で、鯨の胎児を埋葬した「鯨墓」や「鯨位牌」、人間と同様に鯨に戒名をつけた「鯨鯢過去帖」とともに、鯨の恩恵に感謝の気持ちを込めて毎年鯨の漁が終わるこの時期に実施されています。 参拝した大西市長は、「お参りをして鯨の弔いをするという優しい気持を後世に伝えていきたいです」とあいさつをしました。続いて、通鯨唄保存会による「通鯨唄」が奉納された後、松村賢正住職らによる法要が行われ、参列者全員で鯨の霊を慰めました。