2月6日(日)、第3回伝統芸能まつりがネルッサながとで行われました。これは、伝統芸能に身近に接することにより、その保存活動を支援しようと毎年開かれているもので、国指定無形民俗文化財で山口県指定無形民俗文化財の滝坂神楽舞と山口県指定無形民俗文化財の島田人形浄瑠璃が上演され、市内外から訪れた約240人の観客が伝統芸能を満喫しました。滝坂神楽舞では、「四剣の舞」・「尉の舞」・「手力男の舞」が披露され、素朴な中にもユーモラスな動きや力強い身振りが織り込まれており、舞が終わると大きな拍手が起こっていました。島田人形浄瑠璃では、「生写朝顔話-宿屋の段・大井川の段」が上演されました。文楽の演技は浄瑠璃語り、三味線弾き、人形遣いの三者で成り立っており、人形は一体につき三人掛かりで操ります。それらが一体となって物語りを奏でていく様に、来場者は物語の世界に引き込まれているようすで熱心に見入っていました。