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西圓寺のアオバス

11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0024510 更新日:2023年4月29日更新 印刷ページ表示

県指定 天然記念物西圓寺のアオバス

昭和41年6月10日指定

アオバス(青蓮)は、花びらの多いシナバスの俗称、()(ざん)(しろ)と称する品種で、7月から8月にかけて開花する。蕾は緑色で開花時には純白となり、花びらは80~100枚。

寺伝の『法州和尚行業記』によると、堺玉蓮寺澄円上人が入唐の際、()(ざん)から種子を持ち帰り、これを宮島光明院学信上人が護持していたのを、当時の西圓寺十世法州和尚が文政4年(1822)に譲り受け、四粒を西圓寺斜古渓に播いたという。

県下では唯一のもの。西圓寺の隠居所の蓮池で咲くアオバスが、本来県の指定天然記念物である。

(出典『長門市史』)