ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

木造聖観音菩薩立像

11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0024142 更新日:2023年4月29日更新 印刷ページ表示

県指定 有形文化財 彫刻

昭和41年6月10日指定

 俵山にある能満寺の仏像。ヒノキ材一木造りで、像高113cm。宝冠から足まで一本の材木を丸彫りにし、(うち)(ぐり)を施さない一木造(いちぼくづくり)。平安時代後期12世紀頃、地方の仏師によって作られたと思われる。 

 能満寺は空海(弘法大師)が唐から帰朝後、はじめて建立したと伝えられる当地方最古の寺院である。応永31年(1424)の「長門国俵山能満寺寺務職並聖教本尊道具以下置文條々事」には近隣の著名な寺院の僧の連署を見ることができ、長門国の真言宗の本院であった往時の繁栄がしのばれ、密教関係の寺宝や中世・近世の古文書も多く残されている。 (出典:『長門市史』ほか)木造聖観音菩薩立像

関連リンク:ななび<外部リンク>