ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

青海島

11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0023656 更新日:2023年4月29日更新 印刷ページ表示

 国指定 名勝 及び 天然記念物

 大正15年10月20日指定

 面積は14.6平方キロメートルで、日本海側では佐渡、隠岐に次ぐ大きさの島であるが、平坦地に乏しい。山口県北部海岸線一帯は北長門海岸国定公園(1965年指定)に指定されており青海島はその中心でもある。約9000万年前の火山活動によってできた凝灰岩類が島をつくる主な地質である。海岸線は屈曲に富み、特に東部や北部海岸は、100メートルを超える海(かい)食(しょく)崖(がい)や海食によってできた洞窟や岩柱が並ぶ。青海島<外部リンク>

 横山健堂は『長周游覧記』(昭和5年発行)の中で“わたくしは、「アルプスは陸上にのみあるとは限らぬ、海上にもある、この風景が即ち海上アルプスである」と言った。”と記している。

  また、皇居宮殿・波の間に飾られた東山魁夷画伯の大壁画『朝明けの潮(うしお)』(昭和43年)に描かれている岩は青海島の岩がモデルである。東山氏は唐招提寺の障壁画にも青海島の岩をモデルとして描いている。

関連リンク:ななび<外部リンク>