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早川家住宅

11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0023607 更新日:2023年4月29日更新 印刷ページ表示

国指定 重要有形文化財 建造物 

昭和49年2月5日指定 

 

早川家住宅

 通の早川家は、古くは大内氏の家来でこの地域を支配した土豪であったが、毛利氏の時代には通浦の庄屋役を勤めていた。

 文禄・慶長の朝鮮の役での功績により早川姓を賜った。江戸時代、(かよい)鯨組(くじらぐみ)の創業に貢献し、代々網頭(あみがしら)や浦方役人として活躍した。明治時代には、通村の初代村長も勤めた家である。

 天明5年(1785)通浦大火で早川家は類焼し、もと網頭で廻船問屋を営んでいた黒川甚兵衛の蔵を買い取って移り住んだものが現在の住宅であると伝えられている。全国的に数少ない18世紀後半の漁家の遺例として貴重な建物である。(出典『長門市史』ほか)

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