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令和2年6月長門市議会定例会 行政報告(7月3日)
行政報告
1.本庁舎建設事業の全面供用開始について
平成26年4月に事業着手しました長門市本庁舎建設事業については、庁舎駐車場の完成に伴い全ての工事が完了し、7月1日から全面供用開始となりました。
市民の皆様には、工事期間中はもとより様々なご不便等をおかけしたところであり、関係各位のご支援とご協力に深く感謝申し上げます。
また、全面供用開始に併せて、庁舎有効活用の一環として、1階市民ロビー及び市民広場において、市内飲食事業者の皆さんやキッチンカーによる弁当等の販売を試行的に始めたところです。
さらに、土日祝日の閉庁時には、イベント開催など庁舎駐車場の利活用について検討してまいりたいと考えております。
今後とも、市民の皆様に末永く愛され、利用しやすく親しまれる庁舎となるよう、市民目線に立ったサービスの向上に努めるとともに、気軽に集い、交流していただける庁舎利用を推進してまいります。
2.林業法人の設立について
本市においては、総土地面積の75パーセントを森林が占め、本格的な伐期を迎えているスギ、ヒノキをはじめ、全国的にも珍しいシイの木の群生など、豊富な森林資源を有しています。
こうした豊富な森林資源を有効に活用し、持続可能な森林経営の実現に向けた林業・木材産業の成長産業化の取組をより一層進めていくため、林業法人「一般社団法人リフォレながと」を7月1日に設立いたしました。
この法人は、山口県西部森林組合、長門建設業協同組合、長門林産物需要拡大協議会、長門市の4者の出資により設立し、今後、本市林業を牽引していく司令塔として、森林の集約化、間伐や主伐・再造林による森林資源の活用、木材の需要拡大を図る新たな流通販売体系の構築、並びに担い手の確保・育成に取り組むことにより、本市林業及び木材産業の発展につながるものと期待しております。