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長門市での日露首脳会談の開催に関する市長コメント

ページID:0015901 更新日:2016年9月3日更新 印刷ページ表示

 9月2日のウラジオストクにおける日露首脳会談終了後、安倍内閣総理大臣から12月15日に日露首脳会談を本市で開催するとの発表があり、大変うれしく光栄に思います。 

 長門市は、山口県の北西部に位置し、北長門海岸国定公園「青海島」をはじめとした美しい海岸線に加え「千畳敷」や「元乃隅稲成神社」、「東後畑の棚田」など豊かな自然に恵まれ、長門湯本温泉など特色をもつ五つの温泉郷があり、「ゆっくりと静かな雰囲気の中での会談」が行われるものと思います。

 また、「長州黒かしわ」や「長州ながと和牛」、新鮮な魚介類、仙崎蒲鉾、自然米、伝統野菜などは、世界に誇れる食材があると自負しております。

 さらに、青海島通地区は、古式捕鯨の基地として栄え、鯨の過去帳や位牌などが保存され、鯨墓も建立されています。そして、いまでも絶えることなく、鯨回向が営まれるなど、そのやさしい精神風土は、童謡詩人「金子みすゞ」の詩とともに現在も受け継がれています。また、同地区には日露戦争で亡くなり、海岸に流れ着いたロシア兵を弔った墓と、常陸丸の兵士を弔った墓が並んで建てられ、毎年地元住民により法要が営まれており、歴史的にもロシアと深い関わりがあります。

 日露首脳会談では、安倍総理の地元として、プーチン大統領をはじめ、本市を訪れて頂く多くのみなさんを温かくお迎えし、日露両国の友好と発展がさらに加速するよう、国、県との連携を密にし、首脳会談の開催に向けて全力で取り組んでまいります。

 首脳会談を機に、長門市の豊かな「自然・食・文化」を通じて、日本をより深く感じて頂けるよう、市民一丸で「チーム長門」として開催に係る諸準備に万全を期してまいりたいと思います。

 

平成28年9月3日

 

長門市長  大西 倉雄

市長写真