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市長コラム 第16号

ページID:0019734 更新日:2017年7月18日更新 印刷ページ表示

 第16号のコラムの話題は「ONSEN・ガストロノミーウォーキングin長門・俵山温泉」です。

 「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」は、日本の魅力あふれる温泉地を拠点にして、その地域特有の「食」、「自然」、「文化・歴史」すべてをウォーキングによって一度に「体感」できる新たなツーリズム(「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」)の一環として、今年から全国各地で開催されており、ここ俵山温泉は、阿蘇市・内牧温泉、天草市・下田温泉、大館市・大館温泉郷、新潟市・岩室温泉に次いで、5番目の開催となります。

市長あいさつ
 
 7月15日土曜日、このイベントに県内外から110名が、また、前日の国民保養温泉地協議会総会のエクスカーションとして22名が参加されました。

 このイベントには、主催者である「俵山温泉ガストロノミーウォーキング実行委員会」に俵山温泉、長門市観光コンベンション協会、NPOゆうゆうグリーン俵山、女将の会ほか、コースとなった4つの自治会をはじめ、下関市立大学からも水谷ゼミ15人が参画。市職員ともあわせ、当日には80人を超えるスタッフが結集し、イベントを盛り上げてくれました。

ガストロマップ

※俵山温泉街を出発し、約8km、9か所のガストロ(美食)&景観ポイントを巡り、温泉街に戻ってくるルート

 全国各地で催されているイベントだけに、どうすれば俵山らしさが演出できるのか、随所にスタッフの熱意や努力が見られました。

竹コップ

かかし

杖

竹笹おにぎり

たらい野菜

竹皿と前菜

 私も参加者として全ポイントを制覇しましたが、参加者に対する細かな気配りや、俵山の素材を見事に活かした演出が、多くの参加者の心をつかんでいるのをしっかりと感じ取りました。これらの感動は、参加者自身がSNSでも投稿されており、“俵山のヒト、食、土地のいいところが存分に活かさせ、引き出され、都会の人も地元の人も、老若男女問わず大満足間違いなしのツアーだった”“道なき道の道をつくると宝物が掘り起こせる”といったうれしいコメントもありました。

竹林

かき氷

キリハゲ山

炭火バイキング

温泉街

源泉

 俵山温泉は、湯治場の原風景が残る昔ながらの情緒する温泉街で、その泉質は「リウマチの名湯」として知られ、県内外から湯治客が療養に訪れています。

 今回のガストロノミーウォーキングでは、里山としての俵山の良さをどのように表現すれば人々の心に響くのか、地域の皆さんも認識されたことでしょう。今後は、こうした地域プログラムを始め、俵山の良さと温泉療養をあわせ、心と身体の両面で現代に活かされる新しい温泉地づくりを推進していきます。


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