ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 市長の部屋 > 市長コラム 第7号

本文

市長コラム 第7号

ページID:0016439 更新日:2016年10月14日更新 印刷ページ表示

第7号のコラムは、「下関市・長門市両市長会談」です。

 10月12日(水曜日)、下関市の中尾市長を、向津具の「いなかライブハウスパタ屋」にお迎えして、12回目となる会談を行いました。

会談の様子

 これまでの会談では、両市の連携について様々な協議を行ってきており、その成果として「共同観光の取組」では、山陰観光列車「みすゞ潮彩」の運行を、「鯨文化の交流事業」では、くじらシンボルマーク「ラージくん」の作成、「みすゞ交流プロジェクト」では、子ども交流イベントや広域イベント開催など、様々な連携事業を行ってきました。

  今年度の会談では、5つの議事をテーマとしました。

 「JR山陰本線利用促進事業について」では、当路線の利用者減少を踏まえ、PR動画の配信やPR時刻表、山陰本線旅冊子などにより、今後も利用促進を図っていくことを確認しました。また、9年間の運行を終える「みすゞ潮彩」の後継となる新観光列車の運行については、終着駅が仙崎駅から東萩駅に変更となったことは残念ではありますが、これを好機として捉え、美しい海岸線や地元の食材をしっかり売り込み、山陰に陽が当たるチャンスにしていかなければならないことから、両市で連携した取組を行っていくことを確認しました。

  「栽培漁業の推進について」では、両市で連携実施しているキジハタとアワビの中間育成と放流、技術レベル向上のための職員間における情報交換の状況について報告を受けました。キジハタとアワビの資源管理や合同研修会等については、引き続き両市で連携して取り組んでいくことを確認しました。また、キジハタについては両市連携による統一ブランド化について提案し、今後、研究をしていくことを確認しました。

中尾下関市長と大西長門市長

  「道の駅を核とした両市の連携について」では、本市仙崎地区に開業を目指している道の駅について、下関市道の駅連絡協議会が、ノウハウの共有やオープンをバックアップするという心強い提案をいただきました。本市に完成する道の駅は、交通の結節点としての役割を担うと考えており、下関市の道の駅との連携と、元乃隅稲成神社や角島など両市の観光スポットの活用により、成功へと導きたいと強く考えたところです。

元乃隅稲成神社

 その他の議事では、本年5月に行われた大会「第10回記念大会withながとツール・ド・しものせき2016」の報告と11月開催予定の「ながとブルーオーシャンライドwithつのしま」での両市の連携や「山陰道「長門・下関間」の整備促進」について、早期の全線開通を目指すため連携していくことを確認しました。

第7号(平成28年10月14日掲載)


市長プロフィール
市長所信表明